快適な工作環境を求めて始めたなんちゃって小屋作りの其の5です。
今回は断熱材の施工になります。
断熱材は旭ファイバーグラスのアクリアウールを使いました。
どうでもいい話ですが、グラスウールを開封すると面白いように膨らみます。
通常、断熱材はポリエチレンフィルムに包まれているモノが一般的ですが、自己流で設計した2×4工法のため柱間の幅が断熱材のサイズと合うものがありませんでした。
柱間のサイズに合わせてカットする必要があります。どうせカットするならフィルムがあると邪魔なのでフィルムに包まれていアクリアウールを使いました。
断熱材の施工
断熱材にグラスウールを使う場合は、必ず防塵マスクを着用しましょう。
防塵マスクは3Mの国家検定区分RL3マスクがおススメ
また、グラスウールは触れるとかゆくなりやすいので、肌の露出を抑えた服装で施工しましょう。
グラスウールの設置
まずは天井から施工します。
柱間の寸法通りに断熱材を切断。
(ちなみに、カッターで簡単に切ることができます。)
天井にはめ込んでいきます。
グラスウールは摩擦が大きいので意外と落ちないものです。
防湿シートの施工
次に防湿シートを貼ります。
防湿シートは温度差によって生じた結露がグラスウールの中に入らないように遮断するという目的があります。
もし防湿シートを貼らないと、結露がグラスウールの中に入り、カビだらけになったり木材が腐ってしまうこともあります。
(冬場の窓ガラスが水滴だらけになる現象と同じことが発生するわけです。)
そこで、防湿シートを使い、結露がグラスウールの中に入いらないように施工します。
ちなみにポリエチレンフィルムに包まれているタイプは防湿になっているので防湿シートは必要ありません。
ただし、施工するときは下の画像のように柱にフィルムを重ねてタッカー止めします。
画像引用:http://www.n-stage.co.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=99
こちらは良くない施工例
これでは隙間ができてしまい、防湿シートの意味がありません。
意外と小屋をDIYしているブログを見るとこのように施工している方が多いので注意。
画像引用:http://slowlife-fukuoka.com/
防湿シートをタッカー止めしました。
上を向きながらの作業は首が痛くなります。
コーナー部分の隙間は気密テープで隙間なく貼り付けます。
↓
続いて壁の施工です。
断熱材は結構高価なので端切れも無駄なく使います。
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