快適な工作環境を求めて始めたなんちゃって小屋作りの其の4です。
今回は小屋の内装に取り掛かります。
最初は窓を埋め込みます。
納屋の中に小屋を建てたので防水は不要。現物合わせで窓枠を作り、はめ込んで仕上げることにしました。
今回の小屋作りのテーマは防塵と断熱です。(詳しくは「工房を自作する」にて)
そこで2重窓にすることにしました。
ただし、開閉する必要はないので”はめ殺し窓※”です。
※はめ殺し窓・・・開閉できない窓のこと
窓枠の作成
窓枠には厚み14mm幅120mmの杉板で作ります。
端材で簡単な冶具を作り、丸鋸で45°にカットします。
丸鋸を使えば簡単に45°カットができます。きれいな切り口です。
仮組も兼ね、窓枠をはめ込んでみました。
木の色が同じなのでチョット分かりにくいですね・・・。
とりあえず問題なさそうです。
仮組した窓枠を取り外し、窓をはめる溝を掘ります。
窓には3mmのアクリル板を使う予定なので3.5mm程度の溝を掘りました。
ルーターに付属のガイドをつければ切り口と平行な溝を掘ることができます。
ルーターとっても便利♪
同じ要領で角を面取りします。
↓このような面取ビットを使います。
このように加工できました。(面取りは2~3mmほど)
窓枠を水性ウレタンニスで塗装します。
カラーは”マホガニー”にしてみました。
塗り→紙やすり→塗りを繰り返し色を濃くしていきます。
写真は4回塗り重ねたモノ。もう少し塗りたかったのですが、時間ばかりかかってしまうのでここでやめました。
ベルトクランプで仮組します。
コの字型に接着+ボルト止めし、アクリルパネルを挿入します。
アクリルパネルはネット注文が一番安かったです。
しかも無料カットしてもらえたのでそのまま使えます。
問題発生
粉塵がアクリルの静電気で付着してしまいました。
静電気が原因なので拭いても拭いてもくっ付いてきます。
表面の埃はともかく、はめ殺しの2重窓なので中に埃が入ってしまうと取り出せません。
アクリルの静電気にはリンスが効くらしい。
水で薄めたリンスで水拭きすると、静電気を除去できるのだそうです。
早速やってみよう。
リンス液で水拭きすると、確かに埃の付着が軽減しました。
そのままアクリルをはめて枠を接着します。
埃は入ってしまいましたが目立つものではないので許容できる範囲。
完成したものを窓にはめ込んでみました。
ほぼピッタリのサイズで、ビスで固定しなくても使えそうです。
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