ダブルサイクロン式集塵機を自作する ~製作編 その2~の続きになります。
初めての方は、ダブルサイクロン式集塵機の構想編からご覧ください。
仮固定用のガムテープを外してみると意外としっかり接着されています。
集塵機にフレキシブルホースを繋ぎます。
掃除機用のホースを取り付けるのですが、ホームセンターに手ごろなモノが無かったので、洗濯機用のホースを購入しました。
一つ400円です。
この様にフレキシブルホースを取り付けます。
ホースの先端は緩いテーパーになっているので、押し込めばある程度密着します。
これをホットボンドで接着する事にします。
サイクロン式集塵機の本体が完成したのでNCフライスに取り付けてみます。
kitMillのZ軸モーターマウントには、M3のタップがあらかじめ切られているので これを利用して集塵ホースを固定する為のマウントを作成する事にします。
ホームセンターでホースや家具を固定する金具を適当に購入し、この様に組み合わせました。
写真に写っている青いホースは、自由に曲げる事が出来、しかも曲げた位置で形状が保持するので大変便利です。
オリジナルマインドの集塵機も同じホースを使っています。サイズがいくつかありますが1/2がちょうどよいサイズかと思います。
取り付け金具のビス位置がちょうど合うモノが見つからなかったので、ドリルで加工しました。
ホースとホースの繋ぎ目はゴム系のスポンジを適当に切りぬき、エアリークを制限します。
パソコンの静音化スポンジで代用しています。
早速掃除機を繋げて使ってみると、かなりいい感じに分離してくれます。
ただし、問題が一つ発生。
容器が小さすぎ、しかも分離したごみの行き場が無いので暫くするとどんどん掃除機の中にごみが入ってしまいます。
これでは”集塵機”としての機能が皆無です。
こうなる事は一応、想定していたので対策も考えています。
今回作ったサイクロン式集塵機のポリエチレン容器には下部に蓋があります。
この部分を密閉出来るバケツに繋ぎ、分離したごみをバケツに落として集めるように変更したいと思います。
次回、「光調器を利用した集塵機の出力調整機能を作る」に続く
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