ダブルサイクロン式集塵機を自作する ~製作編 その1~の続きになります。
初めての方は、ダブルサイクロン式集塵機の構想編からご覧ください。
前回作ったサイクロン集塵機は、まだ外部からの吸気口がありません。
まずは、下記の位置を切り抜き吸気口を作ります。
吸気口のエアーフローを作ります。
2mmと0.5mmの塩ビ板をNCフライスで加工し、接着剤で組み立てます。
これを吸気口に取り付ければ完成するはずだったのですが・・・
集塵機の本体に使った円筒容器がポリエチレン製ということにここで気がつき、接着できないことが判明。
(ポリエチレンやポリプロピレンは接着剤で貼り付けることが難しい材料)
何か良い方法はないかと考えていると、以前、EPP(発泡ポリプロピレン)を使った際、3Mのプラスチック用接着剤で強力に接着できたことを思い出しました。
EPPが接着するなら当然ポリエチレンもある程度の接着が見込めるだろうと考え、早速塩ビとポリエチレンの切れ端で接着テストしてみると、ある程度の接着力があります。
ただし、プラモデルをセメダインで接着したときのように”溶かして”接着するわけではないので、接着力も弱く剥がそうと思えば”ペリッ”
と剥がれてしまいます。
吸気口に用いるパーツはご覧の通り接着面積が小さく、しかもある程度力が加わる部分なのでとても耐えられそうにありません。
そこで、接着面積を大きくする為の塩ビ板でフランジ?を作りました。
先ほど作ったエアフローに接着します。どちらも塩ビなので、塩ビ用の接着剤でよく付きます。
出来た部品をを3Mの接着剤でポリエチレン容器に接着。接着剤が完全に固化するまでガムテープで仮止めしておきます。
仮固定で使ったガムテープが意外と接着力が強く、もし接着剤が失敗しても最悪ガムテープで固定すれば何とかなりそうです・・・
次回に続く
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