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祝い!株下落 ~会社は誰のものか?~

資産運用

株の値下がりはワクワクしますね。

長らく、狂ったように上げ続けてきた株価が待ちに待った下降トレンド入りしそうです。
まだ大きく下落しただけで株安ではないので、ここからどんどん下げていって欲しいです。

私の場合、基本的に長期で株を持ち続ける長期投資タイプなので値上がりはあまり重要ではなく、むしろ株安の方が優良企業を安価に買うことができるので値下がり大歓迎。

企業や従業員の方が私の為にしっかり働いてくれ、利益を上げ続けてくれることの方が重要。

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会社は誰のものか?

私が大学生の頃、(2004年〜2006年頃)村上ファンドのインサイダーやホリエモン買収関連のニュースがよく報道され、「会社は誰のものか?」という問題提起が話題になったことを記憶しています。

株主? 社長? 従業員? 顧客?

当時、まだ大学生だった私なりに考えてはみたものの、答えを出すことができませんでした。

2006年に株式会社に就職して、すぐに答えは見つかりました。
紛れもなく、株主のために会社はあると思います。

世間ではサラリーマンが圧倒的に多いのであまり露骨に口に出すことはないですが・・・
その証拠に、会社の資産は株主のもの。
例えば会社が解散した場合、資産は株主に分配され、”株を持たない”社長・従業員・顧客にはびた一文資産が分配されることはありません。
このことからも、会社は株主の所有物であることが確認できます。

株主からすれば、サラリーマンが勘違いして働いてくれていた方が好都合ですし、マスコミも基本的にサラリーですから、自分たちが株主のために働いているということは自尊心が傷つくので考えないようにしているのでしょう。

そもそも資本主義とはそういうものです。

このことがよく伺える記事が見つかったので紹介します。
日経新聞に「会社は誰のものかという命題 従業員の個性、輝く場を」という記事の抜粋です。

会社は誰のものかという命題を改めて考えてみましょう。

株主はもちろん重要です。会社のかじ取りをする経営者の重要性も変わるところはありません。しかし、株主や経営者と対等か、それ以上に会社が大切にすべき存在なのは一人ひとりの従業員です。私たちはこのことを自覚する必要があります。

私たちはこの新たな認識に合わせてルールを変える必要にも迫られているのです。

引用
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO89655170T20C15A7X12000/?df=2

”会社は誰のものか”という命題を改めて考えたはずなのに、”会社が大切にすべき存在”と、焦点がすり替わってしまっています。

この記事はインテカー社長 斉藤ウィリアム浩幸氏が書いたようですが、従業員に勘違いさせようとする意図がミエミエ。

会社が従業員を大切にするのは良い人材を確保するための一つの手段。
→機械化やAIの進化で従業員が必要なくなれば、手のひらを返したようにバッサリとリストラするでしょう。その方が株主のためになるから。

会社の目的は株主のために利益を上げ、配当金などで還元すること。
→目的は会社が存続する限り、いかなる時も変化することはありません。

 

長期投資のスタンス(基本的な考え)

割安の時だけ買う

ということで、基本的に投資の素人ですから、割安になった時だけ買い、経営が安定しているなら持ち続けるというスタンス。

割安の時に仕込んで置けば読みが外れても好景気の時に逃げることができ、リスクはとても少なく、仮に倒産しても”残念”と割り切れるだけの資金に分散しています。

一銘柄に惚れこまない!

基本的に損切りしない

なので株価が下がっただけでは基本的に損切りはしません。逆に大サービスのセールですので値下がりすればどんどん買い増します。

割高のときは絶対買わない

そして今回のように割高になった状態では絶対に買い増さない。
むしろ利益確定できるものはどんどん投げて身軽にしていきます。
去年の年始から、もう株価水準が割高だと思っていたので、あまり期待していない株や誤発注(ジオマテックの記事参照)の株はどんどん売りさばいていきました。

複利で運用

企業からの配当金を使って株を買う→どんどん配当金が増えるという投資スタイルで運用しています。
株で得た利益は新しい投資先に運用し、消費しません。

これは鉄則ですね。もともとお金儲けをしたいわけではなく、遊んでいる資産を運用しているだけですから。
私個人が経済的に自立し、資本に縛られない生き方をすることが目的です。
投資はそのための手段の一つです。

幸い、ものを消費するより、自分でものを作ったり商売にする方がはるかに楽しい性分。
事業資金を差し引いた利益は全て余剰金なので、自分の事業で得た利益もどんどん資本金にしています。

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