一昨日、TerraMasterの営業部から連絡が入り、製品レビューのご依頼がありました。
TerraMasterのF4-220をご提供頂きました。
このサイト経由でのご依頼ではありませんでしたが、色々サイトを運営していると、こんな依頼が結構あります。
最初、「NASもらえるの!やたーHDD足りなかったんだよなー」
↓
実際は….
↓
NASキットでした。HDDは別途購入する必要が・・・・
でも頂けるものはなんでももらいますよ。”来る者拒まず、去る者追わず”
メールの2日後にものが届きました。仕事はえーな。
TerraMaster F4-220とは
いわゆるNASキットです。
別途購入したHDDを装着&セットアップして使用します。
もう10年以上前、玄人志向から玄箱と言うものがありまして、NASキットの先駆けでした。当時大学生だったのですが、玄箱はNASとして使うより、超小型PCとして色々いじって遊んだものです。
話が横にそれてしまいました。TerraMaster F4-220(以下F4-200)に話を戻します。
この製品、Intel Celeron J1800(2.41GHz)メモリ2GB搭載の超小型PCです。
ドライブベイを4基搭載し、RAID1/RAID0/RAID 5/RAID10/JBOD/Single対応しています。
標準でファイルサーバー、メールサーバー、ウェブサーバー、メディアサーバーなどなどサポートされているようです。
箱を開封して中身を見ていきましょう。
ドライブベイが4基搭載されているので結構大きい・・・
本体はビニール袋に包まれています。右のダンボールケースにはアダプターなどが入っていました。
中身を取り出すとアダプターの袋が開いている?袋のテープがよく止まっていませんでした。
付属品はアダプター、3.5インチ用ねじ、2.5インチ用ねじ、LANケーブル、+ドライバー、ドライブ識別のステッカー、WEBマニュアルのアドレスが書かれた紙。
マニュアルやCDメディアなどは一切ありません。全てネット経由でセットアップするようです。
本体に貼られていた注意書き。
デザインはアルミを基調としたデザインです。
実際筐体部分にはアルミが使われていますが、ケースの前面と後ろ側はプラスチック製で、アルミライクに塗装したものです。
正面のインターフェイス
右側のアイコンは飾りです(笑)上2つはまだわかるのですが、下のグッドマークとグラサンの男は一体何なのでしょうか?
左側にはちゃんとしたアクセスランプがあり、HDDやアクセス状態を把握できるようになっています。
裏面にはファンが2基搭載されています。
デザイン上、出っ張りになってしまっているのが少し残念。
裏側のインターフェイスはUSB2.0×1基、USB3.0×1基、LANポート×1基、電源DCジャックとなります。
ドライブベイをとってみます。
つまみを手前に引くとロックが外れドライブスロットが取り出せます。よくある取り出し装置です。
プラ製のホルダーですが、こんなもんでしょう。
よく見ると左下にHDD番号が入っているのでドラブの混同が防げます。
全てのスロットを取り出してみました。
中はシンプルな構成なのでエアフローも良好でしょう。
ちなみに、CPUなどの基盤は左側に取り付けられています。
分解してみる
せっかくなので分解してみました。
外装を取り外しました。
なんとメモリスロットが・・・。よく公式サイトを見ていなかったので気が付きませんでしたが、実はメモリの増設ができるのだそうです。
もう2GB実装しているので十分だと思いますが、もしメモリ不足になっても増設できる安心感は素晴らしい!
基盤を取り外してみました。
CPUクーラーの下にある4つのチップがメインメモリでしょうか?
SK hynixのH5TC4G63CFR PBAと書かれています。
ぐぐってみるとDDR3 1600
CPUクーラーも取り外します。
CPUコアの上には熱伝導シートが乗っています。
こちらがコア
USBメモリが刺さっています。
これは、初期セットアップ用のブートディスクでしょう。多分、この中に初期化用のOSが入っているはず。
取り出してみました。そのまんまUSBメモリですね。
試しにUSBメモリを抜いて起動すると、初期化メニューが表示されません。
ただし、HDDをセットして初期化すればHDDからシステムがブートされます。よって、USBメモリを抜いても動きました。
記事が長くなってしまったので今回はここまで。
セットアップ編に続く・・・
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