愛用のキーボードK750を誤って机から落としてしまい、キートップが取れてしまいました。
調べてみたら、このキーボードは2012年に買ったモノでした。もう5年も使っていたんですね。
取れたキーは良く使う「Shift」キーです。
最悪なことにキーを固定する爪も折れています。
折れてしまった破片も紛失したため、接着剤で直すこともできません。
新しくK750を購入しようか考えたのですが、このキーボードは結構高い。
キーひとつの為に購入するのはもったいないのでワゴンセールの900円キーボードでしばらくしのいでいました。
が、やっぱり使いにくいです。
仕方ない、修理するか~
爪が折れただけなので、よくよく考えたら修理できないわけではありません。
ちょっと面倒ですが修理することにしました。
K750のキートップの爪は簡単に説明するとこのような形状になっています。
爪の大きさは1.2mm×2.3mmと非常に小さいため、パテで爪を作っても取れてしまう恐れがあります。
そこで、逆転の発想で、門のような保持器を作って被せることにしました。
これなら強度も十分確保できますし、接着面の面積もある程度確保できます。
今回、キーのパンタグラフは取り外せるのでこの方式が使えます。(結構重要)
早速保持器をNCフライス盤で作製。同時にキートップの破損した足も削り取ってしまいます。
白いパーツが門型の保持器。大きさは1.2mm×2.3mmで、φ0.5mmのエンドミルを使って作りました。
パンタグラフをキートップに組み付けてから、保持器を接着して固定します。
接着剤は1時間ほどで実用強度に達するので固まったらキーボードに取り付けて完成。
この修理は最初考えていたより難しくなかったです。でもNCフライスがなければ直せなかったと思います・・・。
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