超小型卓上旋盤のMr.Meister(ミスターマイスター) 精密ミニ旋盤 コンパクト3を使った簡易(しかしかなりの高性能)なダイヤモンド研磨機の利用を紹介します。
十年前に購入した超小型旋盤のコンパクト3ですが、旋盤の性能自体はお世辞にも良いとは言えず、テーブルの精度はガタガタ、剛性も足りず、真鍮を切削するのも一苦労といったところです。
現在はもっと大型の卓上旋盤を使っているのでコンパクト3は全く使っていません。
旋盤としては能力不足ですが、研磨機として再利用できないかと考えたわけです。
ダイヤモンド研磨機への応用
旋盤は原理上、三爪チャックにワークを加え、円柱切削すれば完璧な芯が出ます。
その芯を軸にしてダイヤモンドホイールを取り付ければ高精度な研磨機ができるという目論み
↓ダイヤモンドホイール
本当は鉄芯を使いたかったのですが、とてもコンパクト3では切削できません。
そこで真鍮棒を軸にしてみました。
↓真鍮棒を三爪チャックで咥えダイヤモンドホイールの穴径に合わせて切削します
真鍮製のセットピースを入れ芋ネジで固定して完成。
セットピースを入れないと芋ネジが真鍮軸を潰し、最悪ダイヤモンドホイールが抜けなくなってしまいます。
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