2017年5月30日、Nissinのi40というカメラフラッシュを使っているのですが、先ほど電子部品が焼けたような臭いを出し、異常発熱して故障しました。
事故の経緯
WEBで販売する製品写真を撮影していたところ、突然フラッシュが発行しなくなりました。
そこで、一度フラッシュを再起動させるため、電源ボタンを押しましたがフラッシュのモード表示ランプが消えません。
フラッシュ本体が僅かに暖かくなっているなと思った数秒後、電子部品が焼き付く独特のにおいがし、煙が出たので慌ててバッテリーを取り出しました。
異常発熱でプラスチックが溶けたNISSINのi40
フラッシュの本体部が5mmほど熱で溶け、穴が開いていることから、ピンポイントで電子部品が故障して発熱したものと思われます。
↓矢印の部分が溶けて穴が開いた部分。当然フラッシュは使い物になりません。
使用していたバッテリーの写真。
こちらは取り出したばかりのときは結構発熱していたのですが、外観は焦げたり、液漏れなどは確認できません。
という事は完全にフラッシュ側の不具合という事になりそうです。
しかし、このご時世、買ったばかりの電化製品が発熱して溶けるっていうのも珍しいですね。
Nissinのi40は2016年11月に購入し、購入直後から徐々に露出オーバーになる現象が現れたことから4月25日頃修理に出しました。それからひと月ほどで今度は異常発熱で壊れてしまいました。つまり、同じ製品で2度不具合が起きたことになります。
我ながら運がない・・・
発熱しだしてから電源がOFFにならなくなり、慌ててバッテリーを取り外して事なきを得ましたが、溶けた樹脂部に手が触れて火傷しそうになりました。
一つ間違えば火事になってもおかしくないですね。
消費者センターに問い合わせてみることにしますかね。
”家電製品PLセンター”という機関に問い合わせてみることにしました。
初めての経験だったので、「何ができるのか?」「何をしたらよいのか?」という漠然とした質問をしたところ、大変非常に親切に対応していただき、今回のケースの場合、製品は修理か交換対応の何れかになるとのこと、もし保証の内容についてNissinのカスタマーと折り合いが付かない場合は会社の社長当てに手紙を出すと良いというアドバイスをいただきました。
また、Nissinには原因調査を依頼してくださいとのことだったのでNissin側に調査依頼をすることにしました。
カスタマーの対応は?
Nissinのカスタマー(フラッシュの露出オーバーで対応していただいた方に直接)に問い合わせたのですが、製品の比較的大きな事故にも関わらず5時間たっても返信がありませんでした。そこで、もう一度WEBページの問い合わせが面から問い合わせてやっと連絡が返ってきました。
2017年6月6日
Nissinより「早速分解して中を確認したところ、チップ部品が焦げているのを確認いたしました。」との報告がありました。
製品は交換対応とのことです。
今回は発火になりかねない事故なのでNissin側に原因調査を依頼しています。
回答があれば随時報告することにします。
2017年6月8日
故障した製品の代替品が届く
使用していたバッテリーも同じものを取り寄せていただき、納品を確認しました。
2017年6月12日
価格.comの口コミ掲示板に書き込みしました。
色々な方のコメントを頂け、大変有意義な意見交換になりました。
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000649524/SortID=20960668/#tab
2017年6月26日
Nissinから原因の報告連絡がないので催促メールを出す。
2017年7月3日
Nissinより発熱故障のお詫びとご報告というメールが来ました。
原因について調査報告が書かれているが中身のない報告書でした。
メール内容は著作権の関係から添付できませんが、事故原因の本質が書かれておらず、全く意味のない報告書でした。なんとかはぐらかそうというのがミエミエです。
ツッコミを入れようかと思いましたが、Nissin製のフラッシュは買わないと決めたのでもう良いかな。
この事故がきっかけてNikon純正のフラッシュ(SB-700)を購入しましたが、使っていてとても心地よいです。この感覚は使い比べてみないとわからないのですが、本当に全然違いますよ。
別にNissinの製品が故障したからという理由ではなくて、純粋に使い心地が良いので、これからは多少高くてもNikonの純正品を購入することにします。
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