ついにフルサイズ一眼レフカメラを買ってしまった。
フルサイズというのはデジタル一眼レフカメラのカテゴリーの一つ。
一般に入門機と呼ばれる低価格帯の一眼レフカメラは約24×16mmサイズのCMOSセンサーが用いられています。
一方、フルサイズというのは約36×24mmサイズのCMOSセンサーを搭載したカメラのことを言います。
35mmフィルムとほぼ同じ大きさのセンサーを用いているのでフルサイズと呼ばれています。
センサーが大きいと何がいいのかというと、単純に光が当たる面積が大きくなるので受光感度が良くなり、描写力が高くなります。
また、ボケ具合が大きくなるので、写真表現の幅が広くなるというメリットもあります。
そんなわけで、本日9月25日発売のNikon デジタル一眼レフカメラ D750
レンズ別売りのボディ単体の購入です。
お値段20万6千円也・・・
D750が早速届いた
D750の特徴はモノコック構造によるボディの軽量化と小型化
それと、フルサイズ機では初となるチルト式(可動)液晶モニターが採用されています
D90とD750の大きさを比較
ココで手持ちのNikonD90(入門機)と大きさを比べてみました。
左がD750 右がD90です。並べてみると一回りD750の方が大きいように感じます。
左がD750 右がD90です。上から見るとほぼ同じ大きさです。
左がD750 右がD90です。
横から見ると逆にD90の方が厚みがあります。
D750のセッティング
早速バッテリーを充電
本体にセットします。どうでもいいけどバッテリーの外見は安っぽいです。
SDカードスロットは2つあり、2枚挿入することが可能。
メモリーカードを挿入します。
手持ちのフルサイズ対応レンズがSIGMの50mm MACRO しかないという落ち
入門機(APS-Cサイズ)専用レンズをフルサイズ機に装着するとこうなります↓
(自動で真ん中の部分だけをトリミングする機能があるので画質は低下しますが全く使えないわけではありません。)
SIGMの50mm MACROを装着してみました。
逆光に弱いレンズですが、50mmの単焦点として十分利用価値があり、利用頻度の高いレンズです。
画質をチェック
ボディの性能がどのくらい写真に現れるのか入門機のD90とフルサイズ機のD750を比べてみることにしました。
レンズはSIGMの50mm MACROを利用し、同じ被写体を同条件で撮影しています。
どちらもノーマルセッティングですが、露出と絞りは同等になるようにセッティングしました。
まずサムネイル画像でも違いが分かるのがホワイトバランス。
背景は真っ白の紙を敷いているのでどちらが正確なホワイトバランスなのか一目瞭然です。
どちらもホワイトバランスのセッティングはオートにしているのですがこれだけ差が現れました。
実は、NikonのD90はホワイトバランスに癖があり、意外と思い通りの写真が取れず後で修正することも少なくありませんでした。
ご覧の通り黄色が強く表れることが多々あります。
一方、D750はオートホワイトバランスが強化され、正確な色合いが出せています。
クリックして拡大するとさらに画質の差がはっきりします。
D90はコントラストが甘くボヤっとした画質です。
D750は単純にコントラストが強い訳ではなく、半透明のビーズの質感が良く表現されているのがわかると思います。
違いはホワイトバランスだけではありません。
両者を見比べてみると、D90はノッペリとした平面的な画質なのに比べ、D750 はより立体的に見えないでしょうか?
はじめ、画角やぼかしの差ではないかと思って色々設定を変更して撮影してみましたが結果は同じでした。
これでもコンパクトカメラと比較するとD90は表現力豊かな写真が撮れるのですが、さすがフルサイズ機だけあってD750の画質は全然違います。
まとめ
まず、買ってよかったです。
さすがに2009年発売の入門機と比較すると比べ物にならないくらい画質が良くなっていました。
(ここまで画質に差が開くとは思いませんでしたが)
ボディだけで20万円以上する高価な買い物だったので躊躇しましたが買って正解でした。
「やはり、値段と品質は比例するな~」と実感しました。
「買う理由が値段なら買うな」
「買わない理由が値段なら買え」
ま、仕事で一眼レフを使うので経費で落とせますし、この辺が自営業の良いところ。
ちなみに動画撮影にもチャレンジしてみました。
クリアな映像で一眼レフ特有のボケが良い感じです。
ただ、オートフォーカスの性能は家庭用ビデオカメラにはかないません。
やむなく、フォーカスはマニュアルで撮影しました。
下の動画は私が振り子時計を作った時の動画で、NikonのD750で撮影したものです。
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