色々訳があって弐号機機の二番機を作製しようと思います。
単にコピー品を作る訳ではなく、弐号機の欠点を出来るだけ修正した物を作ってみます。
ただし、基本的なリンク機構はそのままなので、一番機との変化点と比較することで、色々なデータ収集をすることも目的の一つに考えています。
変更内容
フルベアリング化
→弐号機のリンク機構は複雑なので壱号機と比べ、摩擦の影響が大きいと考えられます。
そこで、すべての間接にベアリングを内蔵させて摩擦の影響を最小限にし、運動性能にどの程度影響するのか確認してみたいと思っています。
また、クリアランスも大幅に改善するはずなので、関節部分の遊びが無くなる事も期待できそうです。
メインギヤの歯厚変更
→これは3セルに対応させる為と、ギアのロングライフ化するための策です。
今まで加工用のカッターの制限で歯厚が4mmまでのギアしかできませんでしたが、6mmのロングネックエンドミルを見つけました(^0^)/
加工できるかは別として、やってみる価値はあります。
所詮、試作機です。色々ぶっ壊れるまで追い込みます(^^;)
翼のカーボンロッドを太くする
→訳あって弐号機のカーボンロッドを細くしてみたら、エルロン?旋回がしにくくなってしまいました。
たぶんカーボンロッドの影響だと思うので、壱号機と同じ太さに戻して実験してみます。
サーボ変更
→ちょっと高価になってしまいましたが、より性能の高いサーボに変更してみます。
別にサーボの件は不満ではありませんでしたが、色々試してみたいと思います。
こんな所でしょうか?
これでSmartBirdタイプの2間接型羽ばたき機の開発は完全に終了します。
SmartBirdタイプをブラシアップしてもたかが知れているので、これ以上深めていってもね・・・
弐号機改が完成したら出来るかどうか分からない参号機開発にシフトします。
参号機は翼の材料が決まってないんだよなー
コメント
初めまして。
動画サイトで羽ばたいて飛んでいる姿に驚きました。
こちらでカーボンを削り出しているのを見て、更に驚きました。
フライス加工は仕事で使ったりはしていましたけれど、個人でこのように
加工機を持っておられ、使いこなしているのですね。
ラジコンはムサシノ、プレーリーで入門したのが25年前です。その後、
ヒロボーのシャトルで10程夢中になり、騒音や、F3Cのルール変更に伴い
売り払い。電動機のトンビーやQRPハンドランチに夢中になったものです。
制作しておられるカーボンパーツなどを販売する予定はありませんか?
自分も作ってみたいと思いました。
どうぞ宜しくお願いいたします。
岩手在住 46歳
お返事遅れました。
カーボン販売は難しいですね・・・・
まず、カーボンや樹脂材料が高いので一機作る材料費だけで2,3万します。
しかも切削のカッターの消耗や製作冶具の作成、搭載メカも指定した物でないと搭載できませんから利益度外視で提供したとして3,4万かかってしまいます。
加工には1週間ほど拘束されますから単に部品提供だけでも10万程度頂かないと厳しいです。
物も残念ながら、現状では10万で提供できるだけの価値がありません。
一番のネックは普通の人はこの羽ばたき機は組み立てられないと言う事です
ですが、いくつかの企業や社員の方から興味を持っていただいているので、もしかしたら製品化するかもしれません。
製品化出来れば面白いのですが・・・